ボードゲームを丸一日やってると脳が悲鳴を上げて頭痛が起こることがあります。
頭痛が治ったので、面白かった映画の話をしたいと思います。
「フランケンジョーズ」
ナチスの生き残りのマッドサイエンティストによる「恐ろしい怪物フランケンシュタインと獰猛な巨大サメをかけ合わせれば最強の化け物が誕生する!」というわかりやすい掛け算の実験によって生まれた脅威の怪物フランケンジョーズが、平和な港町を襲う!!というスーパースペシャル・サメパニック映画です。
映画ジャケットに映る恐ろしい改造巨大サメに期待をして待っていると
なんだこれは(大興奮かつ大喜び)
手足の生えた着ぐるみ…?というかこれは何…?サメなの?最高か…??最高すぎるでしょ…しかもこのブルーバック…この手の映画に対して期待するサービスの100点満点で200兆点行くやつですよこれは。最高ですね(あまりにも最高すぎて語彙を喪う)
それどころか、水しぶきや炎(あろうことか松明の火までもが)恐ろしいクオリティのCG、更には作中に出てくる建物までが、該当の条件を満たせる物件が見つけられなかったためかCGと写真のツギハギで作られています。
「予算の都合!!製作環境の都合!!」という、思うように映像のクオリティを上げられない呻き声はもちろん聞こえるのですが「ならいっそ逆方向に思いっきりアクセルぶっ飛ばしてマイナスの向こう側にぶち抜いてやるよ…!!」という潔い裂帛の意志を感じます。-100万点の2乗はマイナスではなく、1兆点なんですよ…!!
要するに「この映画はグッドじゃない…最高(ファンタスティック)!!!!」という完成度です。
あと、主人公の女の子、「野暮ったいメガネで三つ編み、読書と勉強が趣味のインドア派」という設定なんだと思われるんですが、演じている女優さんが、腕、背中、脚にタトゥーがバッキバキに入っているうえにビシバシにピアス穴も開いているので、なんというか…その…ぼくの好みなんですよね…(野暮ったいスタイルにピアスやタトゥー入れてる女の子が性癖)あと、ネコのタイツがめたくそかわいい。どうしてその服装を選んだのかはよくわかりません。かわいいからかな…
写真や文章ではこの大興奮を伝えることは出来ません。再生ボタンを押すことで、きっと新たな映像刺激体験を迎えることが出来ると思います。
良い映画なので全人類と全サメと全フランケンシュタインに観てほしいですね!
今回はネタバレは特にないです。