【TRPG】初めて遊ぶ時のキャラクター作成の話
みなさんTRPGやってますか?!
ぼくは最近やってないです…時勢…くそう
さて(さて、ではない)TRPGって、慣れてくると多少複雑なシステムでもいくらでもキャラクター作れるようになるんですけど、はじめて遊ぶ時にはどんなキャラクターを作ったらいいか、コンピューターゲームに比べて自由度が高すぎてかえって混乱しがちなんですよね。ジャングルとカゴとノコギリだけ渡されて「好きに暮らしていいよ!!」って言われてるような感じ(喩えが致命的に下手)
なので、今回はTRPG、その中でもTRPG初めての方にとって触れる機会が多く、またその自由度が非常に高いCoC(クトゥルフ神話TRPG)を例にしてはじめてのキャラクター作り方に関して書き連ねてみようと思います。ある程度ほかのゲームでも使える考え方だと思います。思いたい。
どうかお付き合いください。
◎基本的なこと
探索者(キャラクター)をはじめて作る際、基本的にはルールブックに載っている職業一覧から選ぶとその職業が取得できる技能一覧*1が手に入るので、そのリストをKPから頂戴して決めるのがわかりやすいのですが、そのリストを見て「はい、じゃあ決めてください」と言われてもどの職業にしたらいいかピンとこない、ということも多いと思います。初めてそのゲームや世界観に触れるときには特に、ですよね。
なので、その中で自分の遊ぶ職業のガイドになりそうな、特にぼくがよく使うやり方で紹介してみたいと思います。
◎推奨技能で決める
正直、これが一番安定感があります。
CoCではシナリオに「この技能は持ってた方がいいよ!」というものがいくつか決められています。たとえば人間や怪物との戦闘があるシナリオだと戦闘技能、海外の文献や登場人物が存在する場合は特定の外国語などです。
なので、「どういうキャラクターを作ろうかな?」と迷ったら、まずこの推奨技能をひとつ選んで、「それを持っていそうな人間」を考えてみるとスッとイメージが固まってくるのではないでしょうか?上記の「戦闘技能」なら自衛官、警察官、格闘家など。「学問」なら大学教授や作家など、といった感じです。
それ以外に「目星」「聞き耳」「図書館」の3つの技能*2はほぼどのシナリオでも推奨されていますので、これを持ってそうな職業を選ぶと、とても取り回しがよくなります。迷ったらこれを基準に考えるのもおススメです。持ち合わせていそうなのはたとえば「目星」「聞き耳」からジャーナリストや私立探偵、「図書館」から学者や大学生などでしょうか。それが決まったら、その技能を持っている職業を探すか、思い切ってKPに聞いてみましょう、なんかいい感じのをピックアップしてくれるはずです。
これを基準にするとゲーム自体とても動きやすくなるので初めての方にはとてもオススメなのですが、どうしても職業の方向性が被る可能性が出てきます。*3それが気になる場合は、次の方法です。
→興味のある技能で決める
推奨技能はおさえつつ、それ以外の部分で骨子を作りたい時の方法です。キャラクターシートに並んでる技能から
ぶっちゃけますと推奨技能以外のほとんどの技能はフレーバー*4なのですが、この中から「おっ!この技能おもしろそう!持ってたい!」というのを1つ見つけて、そこから職業やキャラクターを膨らませるとあっという間に1人出来上がります。
たとえば「機械修理」ならエンジニア、「言いくるめ」ならビジネスマン、みたいな感じです。
どうせ使わない技能枠なら好き勝手に決めて取ったらいいんですよ(暴論)
これは一番最初の職業一覧から決めるのと感覚的には近いので、上記の考え方とは別にサブで心に留めておく程度でいいと思います。
→自分に近い職業で決める
これも初めてなら有効なやり方のひとつだと思います。どういうことやねん、と思うかもしれませんが、単純に自分自身が触れている分野に少しでも近い職業を選ぶ、という考え方です。
たとえば今学生なら、そのものずばりの大学生や、拡大解釈しての大学教授、教師、学者など、ブログをやってるならフリーライター、車が好きなら職業ドライバー、音楽好きならミュージシャンなど、選ぶとっかかりは何でもいいんじゃないかなぁと思います。
このやり方を選ぶメリットは、「自分に近い」という所で、シナリオ進行の間わりと普段通りの自分で遊びやすい(RP負担がかかりにくい)ですよね。
◎あともう一つだけ超大事なこと
これは職業とは関係がありそうでなさそうで関係あることなんですけど、基本的には「わからないことに首を突っ込む好奇心を持った人間」を作ると間違いないです。TRPGというゲームは先の展開や謎に手を出していかないとなかなか進行しないので「この職業やこの人物なら逃げ腰にならない動機がある!」というようなイメージをどこかに差し込んでおくと後が非常にラクです。
色々と雑多に書き連ねてしまいましたが、結局のところは「そんなに深く考えずに適当に決めていい」というだけの話でした。18文字!
というわけで、これからTRPGを遊ぶ機会を持つ人へのヒントのひとつになればいいなぁと思う次第です。
というか遊びましょう!
遊んでください…
遊んで…
遊…
…
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