【映画】ゾンビハーレム
あまりにも生活に対して何のアプローチもしてないので、人生に何も起きません。こまったね
何も起きないので、面白かった映画の話をしたいと思います。
「ゾンビハーレム」
離婚のせいで失意に陥った仲間を励ますために「女性ばかりが住む山奥の村」に傷心旅行に出かけたアホ男6人+1人が、女性にだけ感染するゾンビパンデミックによって大変なことになったその村で、怪物化した村人たちに次々と襲われて逃げ回って生き残ろうとする、という清く正しくあたまのわるいゾンビパニックコメディ映画です。
もうこのトレーラーだけでワクワクするくらいの全力コメディですよこれは。ただのコメディにしておくにはちょっとグロいですけど…
登場するゾンビも、ただの一般市民ではなく(普通の村なのに)
「斧を振り回すランジェリー花嫁ゾンビ(???)」
「両手に髪切りハサミを持ってシャカシャカしてくる美容師ゾンビ(???)」
「両手剣を装備した姫騎士ゾンビ(???)」
「男の指でケーキを作ってひとりでパーティーしてるおばあちゃんゾンビ(???)」
「道路標識をブンブン振り回してくる老婦人ゾンビ(????)」
などなど、他にも企画会議の部屋に合法でないハーブを焚いて作ったとしか思えないような魅力的なゾンビが次々と登場してきて、敵味方問わず個性が渋滞したまま緩急もクソもなく常に全力で物語がはしゃぎながら突っ走っていくので、それはもう、最高です。
対する男たちも全員揃ってアホなので、ラジコンカーに拾った生首をのせて走らせ囮にしたり、男しか襲われないなら女装すれば逃げられる!など打開策や抵抗もアホ、ゾンビもアホ…主人公たちもアホ…つまり最高…ということ…!!
そして、ラストシーンが「映画ってそんな終わり方でいいのかよ!!」というあまりにもあんまりな終わり方をするので、この映画に触れる方には是非その最高に青春な終わり方を目の当たりにしてほしいですね… ほんとにこういう終わり方大好き。
全編通してグロと下品が飛び散るきたない青春活劇なので、全人類観てほしい…
イギリスってすごいね…