モンスターエナジーパイプラインパンチ再販おめでとうございます。
うれしいので、面白かった映画の話をしたいと思います。
「ハードコア」
技術の進んだ近未来世界、瀕死の重傷からサイボーグ化されて蘇った主人公ヘンリーが、誘拐された妻を救い出すため、悪の組織と戦う。謎の人物ジミーの協力のもとで次々に襲いくる敵戦闘員と激しい戦いを繰り広げ、文字通りボロ雑巾のようになりながら組織のボス、超能力者のエイカンに立ち向かうという、シンプルなサイバーアクションです。
この映画、ストーリーライン自体は非常に単純で、まさしく王道のアクション、ちょっと悪い言い方をしてしまうと「わりとよくある」お話なのですが、なんといっても全編「主人公の一人称視点」で繰り広げられる圧倒的な観応えと、それによる驚異的な映像体験が最大の特徴です。excitin'…
この映画では銃撃戦、格闘戦、チェイスシーン、パルクールと、とにかくアクション映画に必要なド派手な美味しいシーンがぜいたくなビュッフェスタイルでご用意されています。あまりに動きがド派手すぎて刺激の強い映像なので、人によっては激しく酔いそうな気がします。ふつうのアクション映画の3乗酔うので…そこは要注意ですね。
ご機嫌なロックナンバーをBGMにしたら全部爽やかになるとおもってるフシがありますが、そんなことはないので制作陣は反省してほしい
また、一人称視点故に一切画面に出ることのない主人公ヘンリーにかわって、大量の遠隔操作クローンに物を言わせてどんだけ殺されてもすぐに次が出てくるゆかいなお助けキャラのジミーと、卑劣で強くて異常に顔が良い敵組織ボスのエイカンと、メインキャラクターが非常に魅力的に描かれています。エイカン、めっちゃ顔が良くてクズなので最高。
「新体験のアクション映像をひたすら“魅せる”ために余分な要素を徹底的にそぎ落として作り出した、鍛え上げられた大剣のような、まさしくハードコア」な映画です。
全人類と全ゲーマーと全酔わない人観てほしいですね!
今回はネタバレというよりは見所だと思った場所の雑記ですが、一応おいしい所なので分けておきます。
急に出てくる馬!乗るのに失敗する馬!
次々にいろんなカッコで登場するお助けキャラ!
クライマックスに向けて急に補給される大量の武器!
最後に急に出てくる回復アイテム!
など、いわゆる「ゲームあるある」に満ち溢れているので、FPSゲームやってる人だけでなくともニヤリとするシーンが出てきて好きです…初めて観たとき笑っちゃったけど…(制作者の思うツボ)
まだまだピンと来てないだけでニヤリシーンはたくさんありそうですね。